子どもが安心してチャレンジできる環境づくり
「こどもの貧困対策」や「多様な体験・活躍の機会創出」の場面で「子ども目線での支援」が求められています
課題の内容
品川区では、子ども食堂や食の配送などの食の支援、ひとり親家庭等様々な対象に対する学習支援のほか、家庭にも学校にも居場所のない子どもたちの「第三の居場所」づくりなど、官民問わず生きづらさを持つ子ども・若者も含め多様な支援を行っています。本年の夏休みも、「長期休み中の食の支援」として、全小中学生を対象にお米の配付事業を行うなど、子どもの笑顔を守り・増やすための取り組みに加え、保護者の負担軽減として「学童での長期休暇中の仕出し弁当の提供」を行うなど取り組みを進めています。
そうした施策を進める中で、「食の支援が十分に行き届いていない」という状況や、「学習機会・環境が十分ではないこと」、幅広い年代や様々な要因で「自分の居場所」を見つけられない子ども・若者たちがまだまだいることなどが浮き彫りになっています。
また、将来のキャリアや夢。自分たちの活躍の場を見つけたい、社会に貢献したい子ども・若者が企業や地域団体と出会う場が不足しています。
「現在の状況」※区事業
・食の支援:食の配送支援・フードパントリー等
・学習支援:ひとり親家庭・生活困窮家庭対象に実施
・居場所:子ども若者応援フリースペース等
「今後の予定」
・(仮称)子ども若者活動拠点整備
ビジョン・あるべき姿
子ども・若者の食や学習に対する機会が保障され、安心・安全な居場所が確保されている
子ども・若者が、描くキャリアを目指し、見つけ、そこにチャレンジするための環境を官民協働で構築できている
想定されるファイナンスのスキーム
事業内容によっては財源措置も想定される