あなたは何を学びたいですか?~各世代への意向調査と魅力的な講座の開設~

区として講座を開設しているものの、参加者層に偏りがあります。参加が少ない現役世代を含め、各世代の参加していない方にどのようなニーズがあるのかを知り、講座開設の参考にしたいです。
課題の内容
◆区の生涯学習事業は、16歳以上の区内在住・在勤・在学者対象の「オープンカレッジ」、60歳以上の区内在住者対象の「シルバー大学」、16歳以上の区内在住で軽度知的障害者対象の「日曜サークル」の3本柱で行っています。
・オープンカレッジは、区主催講座と、区と大学等の共催講座(大学公開講座:パートナーシップ講座)を開催しており、主催講座は平日の日中、共催講座は平日の夜間や土曜日の開催である。いづれも参加者の大半が60代以上で高年齢層に偏っており、現役世代、特に10~30代の参加が少ないです。
・また、無料講座は、参加申込みをしても当日参加しないというドタキャンが多いです。
・講座は対面で行われているため、参加者同士のつながり、交流も生まれています。
・オープンカレッジやシルバー大学の「うるおい塾」の参加者はリピーターが多いです。
・講座情報の周知は、主に広報紙、チラシ配架、HP、SNSであるが、それらに気が付かない人もいます。
・参加者に対してのアンケートは取っていますが、不参加者が来ない理由は接点がなく、分からないです。まずは不参加者の意向を確認することが必要です。そのうえで、魅力的な講座を提供していくような環境を整えたいです。
・区民が求めるリスキリングやリカレント教育に対応できるのであれば、企業との共催講座の開設についても検討したいです。
ビジョン・あるべき姿
あらゆる世代が講座に参加し、幅広い学びを通じて彩りのある生活を送っている状態が理想です。
想定されるファイナンスのスキーム
提案内容によります
頻出キーワード
特徴やタグ
理想と現実のギャップ
・講座情報を知る手段として、知る人ぞ知る、という状況と思われます。
提案の自由度
◆「人生100年時代」を迎え、これまで以上に個人の企業・組織・社会との関りが長くなり、ライフステージの各段階で活躍し続ける力が求められます。誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていけるウェルビーイング向上を目指しています。