【実証実験開始のご報告】「循環型都市農業を通じた地域交流プロジェクト」についての実証実験を開始

しながわシティラボへ「実証実験提案型」でご提案いただいたランドブレイン株式会社との実証実験が開始しました。
事業概要
品川区は、八潮地区まちづくり事業として、東京都およびランドブレイン株式会社と連携し、区民活動交流施設「こみゅにてぃぷらざ八潮」において、軽量性の高いハイドロボールと太陽光発電を活用した垂直水耕栽培施設による循環型都市農業を通じた地域交流について実証実験をスタートしました。
今回の事業は、官民連携で社会課題の解決を目指すプラットフォーム「しながわシティラボ」のうち、区が企業・大学等に新サービスの実証実験の場を提供し、新たなソリューションを創出する「実証実験提案型」によるものです。ランドブレイン株式会社から「循環型都市農業を通じた地域交流プロジェクト」の提案を受け、採択しました。
同社の事業は東京都の補助事業である「東京ベイeSGプロジェクト*¹」の先行プロジェクトとして採択されており、中央防波堤エリアにおいて垂直水耕栽培装置を4基設置し、高収量な有機栽培の実証などを行っています。今回、新たに「こみゅにてぃぷらざ八潮」に栽培装置1基を設置し、実証実験を行うことで、八潮地区を自然と便利が融合する持続可能な都市構想のモデルケースとし、農業を通じた住民の交流を広げてまいります。
この実証実験は、2027年3月31日まで実施される予定です。
*¹ 東京都が推進する、ベイエリアを舞台に50年・100年先までを見据えたまちづくりを構想するプロジェクト。
実証にあたっての区からの支援
実証実験フィールドとしての区有施設の提供(こみゅにてぃぷらざ八潮)
しながわシティラボへのご提案について
しながわシティラボには、品川区からテーマを示し、提案やアイデア等を募集する「課題解決型」と、テーマを問わず自由にご提案いただける「実証実験提案型」の2つの形式があります。
今回の実証実験は、「実証実験提案型」としてご提案いただきました。
課題解決型
品川区から民間企業・団体等の皆様に対して、品川区が抱える社会課題を提示し、その課題解決に資する技術・ノウハウ・アイデア等を募集し、区と共創して実装化を目指す仕組みです。
実証実験提案型
民間企業・団体等の皆様から社会課題の解決に資する技術・ノウハウ・アイデア等について、テーマを問わず自由にご提案いただき、区と共創して実装化を目指す仕組みです。幅広く提案を受け付けています。
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