【ウェルビーイング・SDGs推進ファンド事業】【成果報告】教育版Minecraft で目指すSDGsシティしながわ

先日、令和6年度「ウェルビーイング・SDGs推進ファンド」事業成果報告会が開催されました。以下は、一般社団法人Nボノの事業実施状況です。
目的
教育版 Minecraft を活用した Minecraft カップ出場をめざして、大人と子どもたちが一緒にSDGsや社会課題について学びあう機会を創出するとともに品川区の子どもたちが自分たちの街づくりについて考えるきっかけを作ることで、社会課題と解決方法を自ら考え、実現できる人材を地域に増やすことをめざしました。
内容
教育版Minecraftを活用した取り組み
-
教育版Minecraftを活用したワールド製作
2025/2/9(日)~2025/3/20(木)の期間で、3団体の子どもたちでゲートシティ大崎のワールドを制作。
参加団体:すまいるキッズ、子どもSDCクラブ、ハロハロラボ
テーマ:子どもたちが考えるSDGsシティしながわ
キーワード:Well-Being、SDGs、防災
ワークショップ:2/9(日)、2/16(日)、2/22(土)、3/2(日)、3/8(土)、3/16(日)で6回開催 -
教育版Minecraftで目指すSDGsシティしながわ
2025/3/22(土)のゲートシティ大崎イベントで、以下のワークショップを開催。
①エネルギーワークショップ-ワールド制作した子どもたちによる作品発表
②プログラミングワークショップ
③体験ワークショップ
当日は126組258名がワークショップに参加し、見学も含めた来場者は延べ約500名にのぼり、想定を超える関心を集めました。
効果
区民・地域
-
SDGs/社会課題への関心向上
保護者と子どもが共に学ぶ中で、持続可能な社会への理解が深まった。 -
プログラミングの有効性の実感
実践を通じて、プログラミングの重要性を認識。 -
デジタルものづくりへの関心
チームで作品を完成させる達成感が、子どもたちの創造力を刺激。
企業・団体
-
新規ノウハウの獲得とネットワーク拡大
JAXAとのつながりなど新たな連携先が生まれ、今後は宇宙開発ワークショップの実施も視野に。 -
大阪・関西万博での事例紹介予定
防災万博への登壇が決定し、取り組みの成果を全国に発信。
今後の継続性
この取り組みは一過性のイベントにとどまらず、今後の展開として以下が期待されます。
-
教育版Minecraftを活用し、防災や不登校支援、宇宙開発などテーマでの新規事業創出
-
プログラミング教育の品川区内全域への普及
ウェルビーイング・SDGs推進ファンド事業について
区の財源だけでなく、民間企業等から募る資金を活用し、区が抱える地域課題・社会課題を解決する企業・団体のプロジェクトに対して資金提供を行います。
事業のPoC/実証実験やイニシャルコストを支援することにより、プロジェクトの将来的な自走を目指します。
詳細はこちらをご確認ください。